MGU就活

MGU就活の日記

MGUの20卒です。1年間の就職活動を通じて、自分が得た情報を発信していきたいと思います。少しでも就活生のお役に立てたら嬉しいです!

面接で大切なこと

 

はじめに 

みなさん、面接において大切なことってなんだと思いますか。

自己分析がしっかりできていること?志望動機をしっかり言えること?

 

実は、第一印象が大きく影響します。

この時によく挙げられるものは、アメリカの産業心理学アルバート・メラビアンの「メラビアンの法則」です。 

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上記の図に示されているように、「視覚情報→55%、聴覚情報→38%、言語情報→7%」が コミュニケーションで相手に与える印象になります。

視覚情報は、身だしなみや表情といった「外見」と、姿勢や仕草などの「態度

聴覚情報は、声の大きさや話すスピード、抑揚などの「話し方

言語情報は、「話の内容」についてです。

 

長い時間、議論をしたりする際には、話の内容や論理性などが大切になってきますが、面接という短い時間の中では、第一印象が与える影響がとても大きいと思います。

 

メラビアンの法則

そこで、実際に大事なポイントについて、細かく記していきたいと思います。

外見

まず、外見の「視覚情報」です。表情や目線、服装、髪型などの身だしなみも含まれます。面接などで初対面の人と接する際には、TPOをわきまえた身だしなみを心がけましょう。

 

身だしなみ

ほとんどスーツで面接をすると思うので、面接前には必ず鏡で身だしなみをチェックしましょう。

☑︎ネクタイが緩んだり曲がったりしていないか

☑︎襟は折れていないか

☑︎汚れはないか

など、 最低限のマナーは心得ておくようにしましょう。

これは、遅刻の次にマイナス印象を与える可能性が高くなります。

直前でも1分あれば確認できることなので、しっかりチェックしてから会場に入るようにしましょう。

また、一番忘れがちですが、靴は最初に見られるポイントと言っても良いほど、重要な部分です。

面接の前日に、きちんと磨いておくと良いです。

 

態度

態度も「視覚情報」の1つです。話す時の姿勢や目線の位置、そして動作や仕草など見られています。相手の信用を得るには、話の内容以上にこの「態度」を意識しましょう。

 

表情

面接中、基本は笑顔を保ちましょう。

もちろん緊張している中、笑顔を保つことは難しいと思いますが、口角を上げることを意識するだけで表情は変わります。

口角を上げることで、笑顔になり、声のトーンも高くなります。

しかし、常に笑顔でいれば良いというわけではありません。「話す内容に合わせて表情を変える」ことも大切です。真剣な話の場面で、笑っているなどは相手に良い印象を与えません。

 

姿勢

背筋を伸ばして良い姿勢で面接を行うことです。

猫背になってしまうと、身体全体が下向きになり自信ややる気が感じられません。なので、背筋を伸ばし、自信があるように見せることを、意識してみてください。

 

視線

相手の目を見るようにしましょう。

面接官の目を見て話すのが苦手、という学生もいるかと思います。そういった人は、面接官の眉毛の辺りや首元(ネクタイの結び目)を見てなるべく視線を逸らさないようにしましょう。

視線が定まっていないと、「自信がない人」という印象を与えてしまう可能性があります。

でも、目を見られていないと、「話を聞いているのかな?」と思われてしまう可能性もあるので、徐々に目を見て話せるように練習を重ねることが大切です。

日常生活から、誰かと話をするときは目を見ることを意識して慣れてください。

 

相槌

相槌を打つということはとても大切なことです。

「相手の話をしっかり聴ける、誠実な学生である」という印象を与えることができます。

また、話を聞きながら相槌を打つことも大切ですが、初めて知ったこと、自分の考えにはなかったことを周りの人が話している時と、普段で少し変化があると、なお良いと思います。

さらに、新たに知ったことに対して、質問や自分なりのコメントを残すことができれば良いと思います。

無意識で頷く事は少ないと思うので、普段の何気ない会話から頷く練習をしてみると習慣づき、意識しないでもできるようになると思います。

 

話し方

次に話し方、つまり「聴覚情報」です。話し方や声のトーン、大きさ、速さなどを相手に合わせて変える必要があります。相手がゆったりとした態度で聞く姿勢を持っているのに、こちらが慌てて話してしまうと、うまく内容が伝わらないという事があると思います。なので、内容以上に、話し方には注意しましょう。

 

大きな声ではっきりと喋る

ここで大事なことは、大きな声でハキハキと話すことです。小さい声で話していると自信のなさなどが伝わり、「この子大丈夫かな?」って思われてしまいます。

なので、面接では特に第一声を意識して大きな声で話しましょう。最初の挨拶で元気がないと、それが相手に印象づいてしまい、後半から元気よく振舞っても挽回できない可能性があります。面接室に入って行く時のあいさつ、自己紹介の場面から意識しましょう。

 

話の内容

最後の壁は話の内容、つまり「言語情報」です。相手とコミュニケーションを取る時、ここが間違っていたら、いくら「視覚情報」と「聴覚情報」の要素が優れていても、相手に矛盾を与えてしまい、印象がダウンします。そのため、話の内容や構成、言葉の選び方も相手に合わせて変えることが大切になってきます。

 

まとめ

・面接という短時間では、第一印象がとても大切

メラビアンの法則を理解し、意識すること

どれも“当たり前”のことと思うかもしれませんが、意外とできていない人が多くいると思います。

また、面接の時だけちゃんとすれば良いと考えるのも危険です。

なので、高を括ることなく、意識して習慣づけて、自然とできるようにしておきましょう。