GDに苦手意識のある人へ
はじめに
GDは、得意な人と、苦手意識を持つ人が大きく分かれると思います。
私は、ありえないぐらいGDが苦手で、できれば避けたいって思うぐらいでした。
でも、GDを選考で行なっている企業はとても多くて、避けることは不可能です。
(たまに、インターンに参加したり、そこで成績を残した人はGDをスキップできることもあった。)
そこで、私がGD苦手なりにどのように選考を通過できるコツを掴んだのか、書いていきたいと思います。
私自身のGDの苦戦
私は、最初からGDに対して苦手意識を持っていましたが、想像以上にできませんでした。
・学校であれば、知っている人とディスカッションをすることが多いが、初めてあった人とGDを行わなければいけないということ
・自分よりも優秀な大学の人ばかりですごく劣等感を持ってしまったこと
これらによって、自分らしさを持ってGDをすることができませんでした。
というか、ひどいときは全くもって自分の意見を言えませんでした。
それが悔しかったので、私は1dayのインターンシップにたくさん参加することにしました。
・GDの基本的な流れをつかむこと
・いろんな人とGDを行い、自分がどうチームに貢献していけるのかを考えること
これらを目的としました。
そして、毎回インターンが終わった後に何ができて、どこが課題か、次は何を目標にするかを考えるようにしました。
そうすることで、次第にどのようにGDを進めるか、チームを引っ張っていく役割までもできるようになりました。
また、GDをいろんな企業でやることで、同じようなテーマが出て応用できることも多くあり、経験の大切さを実感しました。
GD苦手な私が本選考で心がけたこと
まず、私はグループで1〜2番に着くぐらい早めに行って、一緒にGDをやるメンバーと仲を深めながら、どんな人なのか自分なりに理解するようにしました。
そこで、自分がどの役割についたら良いかも考えるようにしました。
GDが始まったら、「まず役割どうしますか?」、「時間配分はこんな感じで良いですか?」のような声かけを率先して行いました。
そして、テーマについて自分の意見があるときは、なるべく最初に意見を言うようにしました。
しかし、自分自身の経験から語ることが難しかったり、考えたことのないテーマで自分の意見をすぐに持てないときは、誰かの意見に共感をして、それに付け足しの意見を言うように心がけました。
もしくは、周りの意見を聴くことに徹して、書記の役割にまわり、みんなの意見を視覚的にわかりやすいようにまとめ、それを簡潔にメンバーに伝えるということを実践していました。
また、周りに意見を求めたいときは、メンバーの名前を呼ぶようにしてチームが仲良くできる雰囲気作りをしました。
そして、意外とやりたがる人が少ない発表役を自らやるようにしていました。
(ここで、チームの意見をしっかりまとめ、簡潔にわかりやすく伝えることで、高評価をもらうことができるから)
私は、自分なりに模索してたどり着いた答えがこれでした。
このやり方をどんなメンバーの時でも実践できるわけではないですし、実際インターンシップの選考などで落ちたことももちろんあります。
しかし、自分の貢献の仕方を見つける前に比べて、結果は著しく良くなりました。
まとめ
結果として、気をつけたことは下記の7点です。
・GDが始まる前に仲を深めて、メンバーの特性をつかむ
・GDで決めるべきことについて先陣を切って声をかけること
・テーマへの知識がないときは、自分が一番貢献できる方法を探す
・話すときは大きな声で、簡潔に
・メンバーが話しているときは相手を見て相槌を打ちながら聞くこと
・メンバーの意見に矛盾を感じても最初から否定はしないこと
・発表があるときは、発表役を進んでやること
「GDが苦手な人がこのやり方ならできる」というわけではないので、経験を重ねながら、自分はどのようなやり方であれば上手くいくか探ってみることは、とても大切だと思います。
その上で、「このやり方なら自分にも合うかも」ということが上記にあれば、実践してみてほしいです。